【名古屋市】土地(事業用地)売却の流れ!土地を売るにはどうすればいいですか?

【名古屋市】土地(事業用地)売却の流れ!土地を売るにはどうすればいいですか?
初めて土地(事業用地)を売却する場合、何から手を付けたらよいかわからない方もいるでしょう。そこで本記事では、土地の売却の流れについて6ステップに分けて解説します。さらに、相続した土地や建物付き土地の場合も併せて解説するため、ぜひ読んでみてください。
基本的な土地(事業用地)売却の流れ|6ステップ
基本的な土地の売却の流れは以下のとおりです。
- 不動産会社に査定を依頼する
- 不動産会社と媒介契約を結ぶ
- 売却活動を始める
- 売買契約を結ぶ
- お金を受け取って土地を引き渡す
- 確定申告をする
お金を受け取って土地を引き渡すと完了だと思っている方もいるかもしれませんが、土地売却で利益が出た場合は確定申告をする必要があるため、気を付けましょう。
1.不動産会社に査定を依頼する
土地を売却する場合は、まず不動産会社に査定を依頼します。査定の妥当性を把握するために複数社に査定依頼を出す方もいます。この査定でいくらの値がつくかが重要です。 なお、土地を少しでも高く売るためのポイントは「【名古屋市】土地(事業用地)を高く売るには?確認事項とポイントを解説」にて詳しく解説しているため、参考にしてください。
2.不動産会社と媒介契約を結ぶ
続いて、査定がよく、信頼できると思った不動産会社と媒介契約を結ぶことになります。媒介契約は「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」「一般媒介契約」の3種類です。それぞれの特徴は以下のとおりです。
専属専任媒介契約 | 専任媒介契約 | 一般媒介契約 | |
複数の不動産会社との契約 | × | × | 〇 |
買主を自分で見つけた場合 | 不動産会社の仲介が必要で手数料が発生 | 仲介なしで売却可能 | 仲介なしで売却可能 |
契約期間 | 最長3ヵ月(延長の場合は再契約) | 最長3ヵ月(延長の場合は再契約) | 規定なし(一般的には3ヵ月が多い) |
不動産流通機構への登録 | 契約から5日以内の登録義務 | 契約から7日以内の登録義務 | 登録義務なし(任意) |
販売状況報告 | 7日に1回以上必要 | 14日に1回以上必要 | 規定なし(任意) |
自分の希望に合った媒介契約を結びましょう。
3.売却活動を始める
さっそく売却活動を始めます。不動産会社によって異なりますが、一般的には不動産ポータルサイトへの掲載や新聞折込チラシ、住宅情報誌への掲載などの広告活動を展開して土地の売却を目指します。
土地の場合、買い手が付くまでの期間は、一般的に3~6ヵ月程度とされています。しかし、条件やタイミングによっても異なりますので、参考程度に留めておくとよいでしょう。
4.売買契約を結ぶ
買主が見つかったら、売買契約を結びます。売買契約を結ぶときは、不動産会社の宅地建物取引士と重要事項説明書の内容を確認しながら進めていきます。売買契約書に売主と買主の双方が署名および捺印し、買主から手付金を受け取ります。
5.お金を受け取って土地を引き渡す
手付金以外の残りのお金を受け取って土地を引き渡します。ただし、買主がローンを利用して購入する場合は、ローンの承認を待ってからの対応になるため、気を付けましょう。そして、登記上の所有者を売主から買主に変更します。
6.確定申告をする
土地を売却したことにより、利益が出た場合は、確定申告をおこなうことになります。会社員の方にとって確定申告は縁遠いものかもしれませんが、必ずきちんと対応してください。確定申告は、土地を売却した翌年の2月16日~3月15日までに対応しなければいけません。 どうしても自分で対応するのが難しいようであれば税理士に依頼する方法もあります。そのほか、確定申告の仕方については相談所が設けられているため、それらを利用するのもよいでしょう。
相続した土地(事業用地)を売却するときの流れ
ここからは相続した土地を売却するときの流れについて解説します。全体的な流れは以下のとおりです。
- 遺産分割協議書を作成する
- 名義変更をおこなう
- 売却する
- 相続人が複数いる場合はお金を分割する
通常の場合と異なるところもあるため、詳しく解説します。
1.遺産分割協議書を作成する
まず、遺産分割協議書を作成します。遺産分割協議書とは、相続人が相続財産の分割について話し合った内容を記した書類のことです。相続人が1人の場合は分割する必要がないため作成しませんが、相続人が複数いる場合は協議して作成することになります。遺産分割協議書の作成は、行政書士や司法書士などの専門家に依頼することがほとんどです。
2.名義変更をおこなう
土地の名義を被相続人から相続人に変更します。相続登記の申請は、土地の所在地にある法務局にておこないます。相続人の居住地ではなく、土地の所在地であるため、注意が必要です。
3.売却する
ここは通常の土地売却と同じです。適切な媒介契約を結んで買い手を探します。
4.相続人が複数いる場合はお金を分割する
売却完了となればお金が手元に届きます。相続人が複数いる場合は、その現金を分割する必要があります。このときに参考になるのが、ステップ1で作成した遺産分割協議書です。あらかじめ取り決めたとおりに正確に分割しましょう。なお、相続した土地には税金がかかるため、その点も忘れず考慮してください。
建物付き土地(事業用地)を売却するときの流れ
建物付き土地を売却するときの流れについて解説します。全体の流れは以下のとおりです。
- 不動産会社に相談して建物を壊すかどうか考える
- 売却する
ポイントは、建物を壊すかどうか。建物付きの土地も買い取ってくれる不動産会社があるため、どちらを選択したほうがメリットが大きいか判断するとよいでしょう。
1.不動産会社に相談して建物を壊すかどうか考える
一般的に土地は更地にした方が売りやすいとされています。しかし、建物を壊すには当然費用がかかります。買主によっては建物を壊さないまま売ってほしいという方もいるかもしれないため、慎重に判断したいところですね。
2.売却する
ここは通常の土地売却と同じです。建物が建っている土地であることを不動産会社に説明して、壊すかどうか相談してください。
名古屋市で土地(事業用地)を売却したいなら「株式会社エバーティス」に相談しよう
この記事では、土地の売却の流れについて6ステップに分けて解説しました。さらに、相続した土地や建物付き土地の場合も併せて解説したので、参考になれば幸いです。
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